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J-GLOBAL ID:201102231716090398   整理番号:11A1402899

黄河のWuding河川流域中流部における流出と流出土砂量に対する降雨量変化及び土壌と水保全施策の影響

Impacts of precipitation variation and soil and water conservation measures on runoff and sediment yield in the Wuding River Basin middle reaches of the Yellow River
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 161-168  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2404A  ISSN: 1000-1522  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本稿では,中国,Wuding河川流域における1957から1996年の年降雨量流出,流出土砂量および土壌と水保全施策(SWC)データを分析した,Mann-Kendall-Sneyers傾向検定を用いて,流出と流出土砂量が1972年に相当変化したことを示した。時系列データをi)基線期間(BP)(1957-1971)とii)変化期間(CP)(1972-1996)に分割した。二重水量曲線法,経験式および補正係数により,流出と流出土砂量に対する降雨量変化とSWC施策の影響を分析し,降雨量とSWC施策の流出と流出土砂量に対する寄与を多重回帰モデルあてはめにより評価した。その結果,CP中にSWC施策は平均年流出を3.16×108-3.42×108m3/年だけ減少させ,BP中に得た値の23.0%-24.4%に相当することを示した。SWC施策は平均年流出土砂量を0.71×108-1.07×108t/年だけ減少させ,それらはBP中の値の47.1%-57.3%に相当した。降雨量の変化は流出と流出土砂量を,それぞれ,0.46×l08m3/年と0.13×108t/年減少させ,それらは全流出減少の11.6%と全堆積物減少の11.4%に相当した。植生回復(樹木と草の植栽)をつうじたSWC施策による流出の減少は2.78×108m3/年であり,それは流出の全減少の70.2%に相当した。土木プロジェクト(段丘+堆積物-トラッピングダム)を通じたSWC施策による土砂流出量の減少は0.46×108t/年であり,それは土砂流出量の全減少の40.3%に相当した。降雨量の変化と工学施策の限界のために,流出と土砂流出量に対するそれらの効果は異なる期間間で変化した。従って,Wuding河川流域の土壌と水管理の統合において,SWC施策が持続可能である,すなわち,植生回復と土木プロジェクトをつうじたSWC施策の合理的配分確立した段丘の保全と破壊されたSWC工学の置き換えに注意を払うことにより,それらを保証することが重要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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一般,砂防工学  ,  河川調査・計画  ,  環境問題 

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