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J-GLOBAL ID：201102231728251834   整理番号：11A0171118

セリン219のリン酸化によるボレアリンの制御

Regulation of Borealin by Phosphorylation at Serine 219

著者 (3件)： KAUR Harpreet (Univ. Toledo, OH) ,  BEKIER Mike E. (Univ. Toledo, OH) ,  TAYLOR William R. (Univ. Toledo, OH)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 111  号： 5  ページ： 1291-1298  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 染色体パッセンジャー複合体を構成するボレアリンのセリン219(S219)位のリン酸化は有糸分裂の間,ゆっくりとした電気泳動的な運動性を示す。本論文では,S219位のリン酸化がこの移動度シフトの原因であることを,ボレアリンの変異体を用い証明した。ボレアリンのS219位のリン酸化が不可能なS219変異体はセントロメア局在の異常を示した。またS219A変異体を発現する細胞は内因性蛋白質のノックダウンにより生じる有糸分裂異常を修復できず,これはS219A発現細胞における動原体のMad2染色強度の低下と一致していた。これらの結果は,有糸分裂を適切に進めるボレアリンのS219のリン酸化の重要な役割について強調する。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *リン酸化 ,  タンパク質複合体 ,  動原体 ,  有糸分裂
準シソーラス用語： セントロメア ,  *ボレアリン ,  染色体パッセンジャー複合体

分類 (3件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (2件)： セリン ,  リン酸化