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J-GLOBAL ID:201102231777230095   整理番号:11A1399970

ラットにおける早期剥奪によって誘発される海馬BDNF mRNA発現の鬱病状行動及び変化

Depression-like Behavior and Change in Hippocampus BDNF mRNA Expression Induced by Early Deprivation in Rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 695-703  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2156A  ISSN: 0439-755X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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非正常な初期生活関連イベントが脳機能に重大かつ持続的影響を及ぼし,将来の鬱病発現の危険因子を発現する可能性があるというエビデンスが存在している。齧歯動物における生後環境操作の研究では,行動機能不全につながる非正常な早期人生経験が一般の哺乳類の特徴となるエビデンスを潜在的に得ることができ,そして,このアプローチはその神経生物学メカニズムを調査するために,鬱病研究のための動物モデルを開発するのに用いられる。成長したラットにおける脳から派生した神経栄養因子(BDNF)の行動と発現に関する早期剥奪(ED)の長期間効果を調査するために,新生SD系の子犬を,非取扱い群(NH)とED群にランダムに分類した。ED群の子犬は,生後第1日(PND)からPND第14日まで,毎日4時間,ダム,巣及び同腹の子から分離され,他方,NH群の子犬は周囲温度21°Cの部屋に放置された。離乳後,体重がモニターされ,そして,ショ糖嗜好テストが,PND36日からPND64日まで,週に一度行われた(n=16)。生後12週間目に,ラットはフットショック前露光/シャトルボックス試験のために,行動セッションに入り,海馬のBDNFの内容は酵素結合イムノソルベント検定法(n=8)で測定され,そして,海馬BDNF mRNA発現は原位置ハイブリッド形成(n=6)によって検出された。EDラットの体重は,NHラットより有意に低くなり(p<0.01),EDラットのショ糖摂取量とショ糖選好性はNHラットと比較して有意に減少した(p<0.05またはp<0.01)。NHラットと対照的に,EDラットはシャットル箱試験の訓練セッションでのバリア横断行動の回数は少なかったが(p<0.05),しかし,検査セッションでは,処置群と比較して有意差はなかった。海馬におけるBDNFの内容及びEDラットのCA1及びCA3BDNF mRNA発現は,有意に減少した(p<0.05またはp<0.01)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 

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