文献

J-GLOBAL ID：201102232189994638   整理番号：11A0923798

再生医療のための誘導多能性幹細胞の能力を制御する

Harnessing the potential of induced pluripotent stem cells for regnerative medicine

著者 (5件)： WU Sean M. (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  WU Sean M. (Harvard Stem Cell Inst., Massachusetts, USA) ,  HOCHEDLINGER Konrad (Massachusetts General Hospital, Massachusetts, USA) ,  HOCHEDLINGER Konrad (Harvard Stem Cell Inst., Massachusetts, USA) ,  HOCHEDLINGER Konrad (Harvard Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 13  号： 5  ページ： 497-505  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 転写因子の組合わせの発現により体細胞を誘導多能性幹細胞(iPSC)へ変換する手法の発見により,種々の疾患の研究や治療のための特製の細胞を作製することが可能となっていて,実際に種々の疾患の患者からiPSCが作製されている。本総説では,iPSCに基づく疾患モデルの確立についての最近の進展をまとめ,iPSC作製に関連した技術的および生物学的課題とそれらの克服の可能性について考察する。iPSC以外の多能性細胞の代表である胚性幹細胞とiPSCは当初は類似していると考えられていたが,その後の解析でかなりの差異があることが明らかとなっている。しかしその差異の原因はまだ明らかになっていない。iPSCの多能性と細胞のリプログラミングと系統特異的な分化の分子基盤をさらに解明することが再生医療の進展に必要と考えられる。

シソーラス用語： *幹細胞 ,  *培養細胞 ,  *再生医療 ,  転写因子 ,  病態モデル ,  ES細胞 ,  細胞分化 ,  *細胞移植 ,  ドラッグデザイン ,  新薬 ,  *iPS細胞 ,  多能性幹細胞
準シソーラス用語： 胚性幹細胞

分類 (2件)： 基礎治療学  (GC03012A) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 再生医療 ,  誘導 ,  多能性幹細胞 ,  能力