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J-GLOBAL ID:201102232655267415   整理番号:11A1291145

正常出現による脳白質における多発性硬化性病巣の検出における,1H-磁気共鳴の点解像分光法および誘発エコー獲得様式の価値

Value of point resolved spectrascopy and stimulated echo acquisition mode of 1H-magnetic resonance in detection of multiple sclerotic foci in brain white matter with normal appearance
著者 (7件):
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巻: 32  号: 13  ページ: 1408-1412  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】正常出現による脳白質における多発硬化(MS)の検出において,1H-磁気共鳴での,長いエコー時間(TE),点解像分光法(PRESS)および誘発エコー獲得様式(STEAM)の価値について研究する。【方法】従来の磁気共鳴映像法は,再発寛解型のMS(RRMS)を有する56人の患者および,25の健常なボランティアで実行された。結果は,1H-磁気共鳴の長いTEPRESS配列および短いTE-STEAM配列を使用して分析された。N-アセチルアスパラギン酸(NAA),コリン(Cho),クレアチン(Cr),脂質(Lip),乳酸(Lac),そして,イノシトール(INS)を含む代謝産物の濃度は,各々の関心領域(ROI)で測られた。MSにおけるNAA/Cr,Cho/Cr,Lip+Lac/CrおよびIns/Crの変化および通常の出現による脳白質は,分析された。【結果】長いTE-PRESS配列から,以下のことがわかった。NAA/Cr,Cho/CrおよびNAA/Choは,急性および慢性疾患による白質,あるいは通常の出現による白質において明らかに有意差があった(P<0.01)。NAA/CrおよびNAA/Choにおける有意差は,急性および慢性疾患で白質で観察されなかった(P>0.05)。短いTE-STEAM配列から,以下のことがわかった。NAA/Cr,Cho/CrおよびLac+Lip/Crは,深刻な疾患による白質,あるいは,通常の出現による白質において有意な値を示した。長いTE-PRESS配列および短いTE-STEAM配列は,MSでNAA/CrおよびCho/Crを検出する際に,有意差は見られなかった(P>0.05)。しかし,短いTE-STEAM配列は,Lip,LacおよびINSピークを検出する際に,長いTE-PRESS配列より有利だった。【結論】長いTE-PRESSおよび短いTE-STEAM配列は,MSおよび通常の出現による白質で異常な代謝産物を検出することができる。しかし,STEAMは長いTE-PRESSより多くの代謝産物を検出することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  神経系の診断 

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