抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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謎のエディアカラ型化石Paraeopascichnusが標記地域の新原生代のRanford累層の上部から発見された。これは形態的にParaeopascichnusに似ており,その最大種である。本化石は房室の形態や成長パターンが現生の原生動物クセノフィオフォラと似ており,Paraeopascichnusは生痕化石ではなくセノフィオフォラの躯体化石らしいという解釈を支持している。層序対比から,このParaeopascichnus標本の産出はLandrigan/Marinoan氷河作用とEgan/Ediacaran氷河作用の間の間氷期の層準からであった。もし産出層準が南オーストラリアの前期エディアカラの地層に対比されるとすると,本標本はエディアカラ生物相の中で最古の同定可能な化石である。本標本はKimberley地域からの最初のエディアカラ型化石で,今後北西オーストラリアからの更なるエディアカラ型化石の発見が予想される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.