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J-GLOBAL ID:201102232882859370   整理番号:11A0966310

細胞接着と脱着を制御するための熱応答性表面への細胞接着RGDの傾斜固定

Gradient immobilization of a cell adhesion RGD peptide on thermal responsive surface for regulating cell adhesion and detachment
著者 (4件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 12-18  発行年: 2011年06月15日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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表面開始原子移動ラジカル重合(ATRP)と注入法により,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)-b-ポリアクリル酸-g-RGD(PNIPAAm-PAA-g-RGD)の傾斜表面を調製した。一定厚さのPNIPAAmの熱応答性表面を最初に調製した。その上にPNIPAAm高分子を開始剤として,AAモノマーをブロック共重合させた。このプロセスにおいて,連続注入法により均一なPNIPAAm層の上にPAAの分子量傾斜層を生成させた。最後にRGDペプチドをPAA傾斜層の上にカルボジイミド化学により共有結合させた。HepG2細胞の生体外培養を行うことによって,RGDペプチドの固定化が細胞接着を促進し,一方でその下にある熱応答性層は単に温度を下げるだけで,細胞を効果的に放出できることが示された。このようにPNIPAAm-PAA-g-RGDは,熱応答性と細胞親和性を組み合わせて,細胞接着と脱着をうまく調節することができる,これによって少数の試料で細胞-基質相互作用を研究するのに有用である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子固体のその他の性質  ,  細胞生理一般  ,  固-液界面 
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