抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国ホルスタイン牛と雲南黄牛および渤海黒牛におけるSrc遺伝子の6,8,9イントロン内の単一ヌクレオチド多型(SNP)をネストPCR,DNA配列決定法,CRS-PCR(制限部位作成PCR)およびPCR-RFLP法により調べた。配列決定結果により3SNPを14062(C/T),17302(G/A)および18107(T/C)と,それぞれ,同定した。中国ホルスタイン牛と雲南黄牛において,優性対立遺伝子を14062(C/T),17302(G/A)および18107(T/C)部位において同定し,C,GおよびCであり,対立遺伝子頻度が,それぞれ,0.671/0.647,0.583/0.640および0.558/0.577であることを示した。しかし,3SNP部位における渤海黒牛の優性対立遺伝子しT,GおよびCであり,対立遺伝子頻度は,それぞれ,0.525,0.913および0.763であった。カイ二乗検定により,中国ホルスタイン牛と雲南黄牛および渤海黒牛における14062(C/T)部位の遺伝子型頻度がHardy-Weinberg平衡と一致するが,17302(G/A)部位では,3集団の遺伝子型頻度はHardy-Weinberg平衡から外れることを示した。中国ホルスタイン牛と雲南黄牛集団における18107(T/C)遺伝子座の遺伝子型頻度はHardy-Weinberg平衡であり,一方,渤海黒牛では平衡から外れた。多型情報含有率により,3中国牛系統が,遺伝子座17302(G/A)における渤海黒牛を除いて14062(C/T),17302(G/A)および18107(T/C)遺伝子座の中間型遺伝的多様性をもつことを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST