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J-GLOBAL ID:201102232960626018   整理番号:11A0920167

薬剤抵抗性ABCG2食道癌細胞株であるEca109/ABCG2の作製

Establishment of Eca109/ABCG_2, a drug resistant ABOG_2 esophageal cancer cell line
著者 (7件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 32-35  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2022A  ISSN: 0577-7402  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】食道癌で多剤耐性(MDR)を媒介する際のATPカセットG2(ABCG2)の役割を試験する。【方法】ABCG2遺伝子を増幅し,pcDNA3.1ベクターと結合させることによって,組換えプラスミドpcDNA3.1-ABOG2を構築した次に,Eca109細胞にプラスミドをトランスフェクトし,G418を用いて陽性細胞クローンを選択した。フローサイトメトリによって細胞中のアドリアマイシン(ADM)の濃度を測定し,細胞の除去効果(elliminating effect)を評価した。MTT法によってEca109/ABCG2,Eca109/pcDNA3.1およびEca109細胞の成長に対するADMの抑制作用を検出し,ADMの50%抑制濃度(IC50)および細胞の抵抗指数を算出した。ウエスタンブロット法およびRT-PCRによって,ABCG2の蛋白質およびmRNA発現を検出した。【結果】ABCG2遺伝子をトランスフェクトしたEca109/ABCG2細胞の確立に成功した。Eca109/ABCG2細胞では,ABCG2蛋白質およびmRNAの上方制御された発現が検出された。Eca109/ABCG2,Eca109/pcDNA3.1およびEca109細胞に対するADMのIC50価値はそれぞれ,18.61±3.94,4.18±0.14および4.69±0.88であった。また,ADMに対する抵抗指数が3.97Eca109/ABCG2は,ADMに対する除去効果が他の細胞タイプよりも強かった。【結論】典型的遺伝子型がABCG2であるBcal09/ABCG2細胞株はABCG2蛋白質を安定的に発現し,薬剤耐性をさらに研究するための理想的細胞モデルであると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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