抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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集束イオンビーム加工法の技術的進歩は,様々な新しい透過電子顕微鏡用の試料作製技術を生み出してきた。一方で,その高度化は走査イオン顕微鏡像における高分解能化を併せて実現し,組織観察中に,その目的領域の断面組織を立体視することで,三次元的な実態像を類推する走査イオン顕微鏡法の新しい世界を生み出しつつある。また最近では,FIBシリアルセクショニング法として,連続的な断面組織像をコンピュータ内で再構築して真に3Dイメージング像を得る技術が確立し,鉄鋼材料研究への活用が始まっている。別な走査イオン顕微鏡法の応用として,高温その場観察顕微鏡としての技術開発を続けている。金属粒子の融解現象を観察した例を紹介した。(著者抄録)