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J-GLOBAL ID:201102233191183864   整理番号:11A1044963

中大脳動脈閉塞症/再灌流の海馬における星状細胞グリア線維性酸性蛋白質と高移動群蛋白質の発現と相関

Expression and correlation between astrocytes glial fibrillary acidity protein and high mobility group protein in the hippocampus of middle cerebral artery occlusion/reperfusion
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 153-156  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2348A  ISSN: 1003-2754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ラットの中大脳動脈閉塞症/再灌流(MCAO)の海馬における星状細胞グリア線維性酸性蛋白質(GFAP)と高移動群蛋白質(HMGB1)の発現と所在位置を探究することによって,GFAPとHMGB1間の相関関係を明らかにすること。【方法】成体雄性Sprague Dawley(SD)ラットに2時間のMCAOモデルを採用して,一過性脳虚血を誘導した。60頭の雄性SDラットを,ランダムに偽手術群と虚血-再潅流障害群に分けた。それぞれ,1,3,7,14および28日間再灌流を行い,ラットを殺した。共焦点スキャンを組み合わせた免疫組織化学染色および蛍光二重染色を用いて,MCAO後の海馬CA_1領域におけるHMGB1およびGFAPの発現の経時変化を分析した。【結果】2群(偽手術群と虚血-再潅流障害群)間のGFAPおよびHMGB1の発現の差は,すべての時点で有意であった(P<0.05)。星状細胞は,1日目においてGFAPの発現の上昇を伴って活性化され,7日目にピークに達し,その後減退し始めた;同時に,海馬CA_1領域のHMGB1は1日~14日の間に増加したが,MCAO後28日目には増加せず,ピークには14日目に達した(虚血-再灌流群における前の時間と比較して,P<0.05)。虚血-再潅流障害群の海馬CA_1領域において,GFAPおよびHMGB1の発現には相関性があり,HMGB1はGFAPと有意に共存していた。【結語】MCAO後の海馬CA_1領域において,HMGB1の発現は星状細胞の活性化と密接に関係していた。HMGB1の過剰発現および変化における星状細胞の活性化は,MCAO後の神経損傷を遅らせる病理学的過程に寄与しているのかもしれない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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循環系の基礎医学 

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