抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光音響(PA)法は試料に対して非接触で,試料の熱特性の検出に有効であるが,本論文では,プレーナ型MSM(Mo/n-Si/Mo)構造を有する試料の逆バイアス電圧を印加した電極端近傍における空乏層のPA信号を測定した。その結果,PA信号の分布はバイアス依存性を持ち,光電流(PC)法による分布とよく一致した。これにより,PA信号の分布は空乏層の存在を示していることが分かった。また,PA信号の振幅比は空乏層の水平(表面)方向の広がりを表わすことができ,位相差はその深さ方向の広がりを表わす可能性がある。さらに,PA法により空乏層の存在を二次元分布で可視化することができた。