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J-GLOBAL ID:201102233574419233   整理番号:11A1403476

デユビキチナーゼ活性及びヒトコロナウイルスNL63のパパイン様プロテアーゼによる抗ウイルス自然免疫応答の調節

Deubiquitinase Activity and Regulation of Antiviral Innate Immune Responses by Papain-like Proteases of Human Coronavirus NL63
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 871-880  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ヒト呼吸器感染症をもたらす少なくとも5種のコロナウイルスが存在する。コロナウイルスの病原論及び免疫はウイルスと宿主間の相互作用の結果である。自然免疫応答はコロナウイルスが細胞に感染する時開始される。コロナウイルスはウイルス複製及びウイルス感染への自然免疫応答の阻止に決定的である多機能性蛋白質を通常コードする。ヒト呼吸器感染症に関して新規発生ヒトコロナウイルスのヒトコロナウイルスNL63(HCoV-NL63)は,非構造蛋白質nsp3において2つのパパイン様プロテアーゼ(PLP)コアドメインPLP1及びPLP2を保持する。pp1a(1ab)に対する蛋白質分解過程活性に加えて,HCoV-NL63のPLP2はin vitroデユビキチナーゼ(DUB)活性を持つことが先に示されている。しかしながら,NL63コロナウイルスPLPのDUBの特性及び機能はほとんど理解されていない。PLP1でなくPLP2はIN vivo DUB活性を保持し,DUB活性はD1849の触媒残基に依存しないことを初めて示した。しかしながら,C1678及びH1836の触媒部位を変異した時,PLP2 DUB活性は顕著に低下した。PLP2はIN vivo DUB及びDeISGylation活性を保持し,PLP2は Lys(48)連結またはLys(63)連結の特異性なしにユビキチン化分岐ペプチドに対してDUB活性を示した。さらに,PLP1でなくPLP2はIFNα/β発現のRIG-I及びTLR3依存誘導の阻害をもたらす唯一のコアドメインであった。PLP2はIFN誘導経路のRIG-I及びERIS(STING/MITAとしても呼ばれる)の鍵となる調節プレーヤーと相互作用し,RIG-I及びERISのデユビキチン化を誘導した。全般的に,これらの結果から,コロナウイルスNL63のpp1a(1ab)のN末端部の蛋白質分解過程をもたらすPLPの2コアドメインに関して,PLP2はDUB活性及びIFN抑制因子をもたらすPLPの唯一のコアドメインであることを明確に示した。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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酵素一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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