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J-GLOBAL ID：201102233586722519   整理番号：11A0109270

タランチュラの変動する脅威値のモニタリングに関連する神経活動

Neural activity associated with monitoring the oscillating threat value of a tarantula

著者 (7件)： MOBBS Dean (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  YU Rongjun (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  ROWE James B. (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  ROWE James B. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  EICH Hannah (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  FELDMANHALL Oriel (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  DALGLEISH Tim (Medical Res. Council, Cambridge, GBR)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 47  ページ： 20582-20586  発行年： 2010年11月23日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： fMRI測定中の被験者の足元にタランチュラを置き,その脅威によって活性化される脳領域を調べた。系統発生的なクモの脅威は,個体発生的な脅威と同様に,内側眼窩前頭前野皮質(omPFC)から中脳水道周囲灰白質(PAG)に広がる恐怖経路を活性化した。扁桃体と分界条床核(BNST)はクモの接近などによる脅威の拡大に感受性が高かった。また扁桃体は予測誤差が大きくなると活動が高まり,この領域が予測しない脅威に敏感であることを示唆した。omPFCはクモが遠くなると活動が高まり,この領域が安全性または脅威の除去のシグナルを出すことを示唆した。

シソーラス用語： クモ類 ,  大脳皮質 ,  中脳 ,  扁桃核 ,  *脳 ,  *恐怖症 ,  恐怖 ,  ニューラルネットワーク ,  ヒト ,  NMRイメージング ,  アンケート ,  神経生理
準シソーラス用語： *クモ恐怖 ,  タランチュラ ,  眼窩前頭皮質 ,  脅威 ,  中脳水道周囲灰白質 ,  分界条床核 ,  fMRI ,  神経活動

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脅威 ,  モニタリング ,  神経活動