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J-GLOBAL ID：201102234170554818   整理番号：11A0688340

深層水流出油に結合した分散剤の運命

Fate of Dispersants Associated with the Deepwater Horizon Oil Spill

著者 (7件)： KUJAWINSKI Elizabeth B. (Woods Hole Oceanographic Institution, Massachusetts, USA) ,  KIDO SOULE Melissa C. (Woods Hole Oceanographic Institution, Massachusetts, USA) ,  VALENTINE David L. (Univ. California-Santa Barbara, California, USA) ,  BOYSEN Angela K. (Woods Hole Oceanographic Institution, Massachusetts, USA) ,  BOYSEN Angela K. (Stanford Univ., California, USA) ,  LONGNECKER Krista (Woods Hole Oceanographic Institution, Massachusetts, USA) ,  REDMOND Molly C. (Univ. California-Santa Barbara, California, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 45  号： 4  ページ： 1298-1306  発行年： 2011年02月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メキシコ湾の深層水油流出に対して海底付近の油の流れへ注入された大量の化学分散剤の環境運命を評価した。超高分解能質量分析と液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC/MS/MS)を用いて,深層水での陰イオン界面活性剤DOSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)の一つの重要成分を同定して定量した。水深が1000~1200mの深層水炭化水素プルームにDOSSが分離され,分散剤の表面散布と混合していないことを確認した。さらに,その濃度分布が深さでの従来の移動と希釈に一致し,分散剤散布が終了して64日後に油井から300kmまで残留していることを示した。これらの結果から,深層水プルームで油およびガス相とDOSSが選択的に結合しているが,影響を受けた水域での遅い生物分解速度も無視できないと結論した。

シソーラス用語： *海洋汚濁 ,  *油汚染 ,  修復活動 ,  *油濁処理剤 ,  事故 ,  メキシコ湾 ,  深層水 ,  海底採掘 ,  陰イオン界面活性剤 ,  プルーム ,  濃度分布 ,  散布 ,  脂肪族アルコール ,  スルホン酸 ,  ナトリウム化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 汚染プルーム ,  油流出事故

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： ジオクチルソジウムスルホサクシネート

タイトルに関連する用語 (3件)： 深層水 ,  流出油 ,  分散剤