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J-GLOBAL ID：201102234175155121   整理番号：11A1049752

ワイヤメッシュセンサの流れ場への影響と適用範囲の評価

著者 (4件)： 金井大造 (電力中研) ,  古谷正裕 (電力中研) ,  新井崇洋 (電力中研) ,  白川健悦 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所原子力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. L (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： L10003  ページ： 18P  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： L2958B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沸騰水型原子炉の熱流動解析は,冷却材の流れを正確に評価するために一次元から多次元のモデルに移行しつつある。その中で沸騰二相流を含む三次元熱流動解析コードは,精度の良い多次元二相流動の実験データによる検証が必要である。二相流動計測はワイヤメッシュセンサ(WMS)を用いて行うようになった。しかし,WMSは流路内にワイヤを浸す方法であり,ワイヤの存在が計測精度に影響する可能性がある。本研究では,ワイヤ径や間隔が最適に設計されたWMSを用いた実験により,ワイヤによる気泡変形や気泡速度に対する影響およびWMSの二相流動計測精度を調べた。ワイヤによる気泡変形は低流速領域では顕著であるが速度が増大すると変形は小さくなった。また,WMSで計測した気泡速度は高速度カメラ撮像画像との比較から求めた気泡速度と計測誤差範囲内で良く一致した。

シソーラス用語： *BWR型原子炉 ,  解析 ,  流れ場 ,  *センサ ,  格子構造 ,  気泡 ,  *流動 ,  気液二相流 ,  *フローセンサ ,  *熱流動解析

分類 (2件)： 原子炉熱力学  (MD02030Q) ,  水冷却型原子炉  (MD03010B)

引用文献 (9件)：

• (1)軽水炉燃料のふるまい編集委員会「軽水炉燃料のふるまい」(1998)
• (2)日本原子力学会編、「混相流計測法」(2003)
• (3) H.-M. Prasser, et al., Flow Meas. Instrum 9(1998) 111
• (4) H.-M. Prasser, et al., Int. J. Therm Sci 41(2002)17
• (5) H.-M Prasser, et al., Nucl. Eng. Des 237(2007)1608.

タイトルに関連する用語 (4件)： ワイヤメッシュセンサ ,  流れ場 ,  適用範囲 ,  評価