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J-GLOBAL ID：201102234433818289   整理番号：11A1673791

さけます類の人工ふ化放流に関する技術小史(飼育管理編)

著者 (2件)： 野川秀樹 (水産総合研究セ さけますセ) ,  八木沢功 (水産総合研究セ さけますセ)
資料名： 水産技術  (Journal of Fisheries Technology)
巻： 3  号： 2  ページ： 67-89  発行年： 2011年03月31日 
JST資料番号： L8256A  ISSN： 1883-2253  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放流目的の人工ふ化シロサケ稚魚への給餌は千歳中央孵化場の開設(1888年)の頃から行われていたが,当時の目的は放流時の増水を避け,増水が収まるまで餌を与えて体力を保持することやこの間の共食いを避けることであった。次いで,飼育が大規模になったため,放流後の餌不足を避けるために事前に給餌して減耗を減らすことが目的となり,現在では放流期間が海況によって数か月にわたり,また放流サイズが大型化したことに対応することが給餌の主な目的となっている。

シソーラス用語： *サケ科 ,  *孵化 ,  *放流 ,  *技術史 ,  *飼育管理 ,  稚魚 ,  給餌 ,  共食い ,  消耗 ,  飼料 ,  養魚場 ,  生息環境 ,  魚病
準シソーラス用語： 餌料 ,  減耗 ,  *人工孵化 ,  装置開発

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  増養殖の技術  (FH04020Y)

引用文献 (98件)：

• 1) 小林哲夫(2009)日本サケ・マス増殖史.北大出版会,札幌,305p.
• 2) 三原建夫(1969)稚魚の飼育をはじめた頃のあれこれ.「さけます増殖のあゆみ」(日本鮭鱒資源保護協会),東京, 229-231pp.
• 3) 北海道庁第二部水産課(1891)鮭鱒人工孵化法(藤村信吉編) ,25-27pp
• 4) 秋葉鉄之(1988)千歳北海道さけ・ます友の会,61-112pp
• 5) 北海道経済部水産課(1928)人工孵化事業要綱北海道庁, 12p.

タイトルに関連する用語 (4件)： 類 ,  人工ふ化 ,  放流 ,  飼育管理