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J-GLOBAL ID：201102234701265905   整理番号：11A0981708

電流集中効果を伴う磁気抵抗ピラーにおける電荷電流ならびにスピン電流の有限要素モデリング

Finite Element Modeling of Charge- and Spin-Currents in Magnetoresistive Pillars With Current Crowding Effects

著者 (11件)： STRELKOV N. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  STRELKOV N. (Lomonosov Univ., Moscow, RUS) ,  VEDYAYEV A. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  VEDYAYEV A. (Lomonosov Univ., Moscow, RUS) ,  GUSAKOVA D. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  GUSAKOVA D. (CEA-LETI, Grenoble, FRA) ,  BUDA-PREJBEANU L. D. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  CHSHIEV M. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  AMARA S. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  VAYSSET A. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA) ,  DIENY B. (UJF-Grenoble 1, Grenoble, FRA)
資料名： IEEE Magnetics Letters  (IEEE Magnetics Letters)
巻： 1  ページ： 3000304,37-40  発行年： 2010年 
JST資料番号： W2299A  ISSN： 1949-307X  CODEN： IMLEA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑で非コリニアな構成における電荷およびスピン拡散方程式について,スピン拡散とスピン移動トルクを考慮して,有限要素法を用いて数値的に解を求めた。これを,ハードディスク駆動装置の磁気抵抗効果素子の場合のように,延長電極に挟まれた二次元巨大磁気抵抗金属ピラーのモデルにおけるスピン依存輸送を研究するために用いた。このモデルシステムでは,電荷による電流は電極とピラーの間の境界に集中し,磁気抵抗ピラー内のスピン電流に重要な影響を与えることを記した。素子内の磁化分布を求め,一次元的で均一電流の場合と延長電極を有する場合とで,規格化したCPP-GMR素子の角度依存性の相異を調べて,理論予測通り,単純な余弦法則には従わないことを検証した。結果として,任意の形状および組成の磁気構造において,電荷またはスピン電流を計算するための数値解析ツールを開発したと結論した。

シソーラス用語： モデリング ,  有限要素法 ,  電流 ,  *磁気抵抗素子 ,  磁気ディスク ,  *巨大磁気抵抗効果 ,  角度依存性 ,  *数値解析 ,  トルク ,  スピン拡散
準シソーラス用語： CPP-GMR素子 ,  スピン移動トルク ,  スピン電流 ,  ハードディスク ,  有限要素モデリング

分類 (1件)： 電子輸送の一般理論  (BM03020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 電流集中 ,  磁気抵抗 ,  ピラー ,  電荷 ,  スピン電流 ,  有限要素モデリング