抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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化粧品の商品コンセプトを決定した以降の量産準備であるスケールアップ7工程を示し,スケールアップの目的が(設計パラメータの確定・生産環境で発生する各種誤差要因への対応)であること,従来の演繹的実験ベースの判断例を解説し,1因子実験での注意事項・得失を述べ,「乳化温度と固さの関係」で1因子実験の問題点を例示した.次にパラメータ設計手法(少ない実験回数で環境の影響にひきずられない実験結果を求める考え方,タグチメソッドの中心的考え方)について,原理を概念図により解説,制御因子×信号因子×誤差因子の交互作用の評価を効果的に行うために動的SN比を用いる等を述べ,パラメータ設計の手順6ステップを図示した.実施例を「口紅成形工程の基本機能」(筆者)での(因子と水準表,動的SN比の計算(式)と要因効果図作成,最適条件と確認実験の結果,表)を解説した.