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J-GLOBAL ID:201102234731789160   整理番号:11A1360549

農場での培養結果に基く臨床乳房炎の選択的治療:I.抗生物質使用,搾乳保留時間の効果と,短期的臨床及び細菌学的転帰

The selective treatment of clinical mastitis based on on-farm culture results: I. Effects on antibiotic use, milk withholding time, and short-term clinical and bacteriological outcomes
著者 (5件):
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巻: 94  号:ページ: 4441-4456  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この複数の州,複数の群による臨床実験の目的は,臨床乳房炎のウシにおける戦略的治療法の決定を導くための農場での培養システム使用の効果を評価することであった。研究は,ミネソタ,ウイスコンシン,およびカナダのオンタリオからの144から1,795頭のウシのサイズの範囲の8商用酪農場において行われた。449乳房区で軽度又は中程度の臨床乳房炎に感染した全422頭のウシは,(1)陽性対照処置プログラムまたは(2)農場での培養を基にした治療プログラムに振り分けられた。陽性対照群に割り当てられた乳房区例では,すぐにセファピリンナトリウムのラベルによる乳房内治療が施された。培養を基にした治療プログラムに分けられた乳房区では,農場で培養されて,グラム陽性増殖または混合感染があった場合培養18から24h後,セファピリンナトリウムで治療された。グラム陰性または,何も増殖しなかった乳房区では乳房内治療は受けなかった。研究課題のため乳房内抗生物質治療を受けた陽性対照と培養を基にした治療に分けられた乳房区例の割合は,それぞれ100と44%であった;2回目の抗生物質治療を受けた例の割合は,それぞれ36と19%であった;そして研究目的のため乳房内抗生剤治療を受けたケースまたは2回の治療を受けた例の割合は,それぞれ100と51%であった。培養を基にした治療プログラムに配分されたウシ対陽性対照群に比亜分されたウシからの牛乳廃棄の日数は,減少する傾向があった(5.9対5.2日)。陽性対照に配分された例と培養を基にした治療プログラムに配分された例の間での,臨床治癒日数(2.7対3.2日),記録の21日間内の細菌学的治癒リスク(71対60%),記録21日間内の新しい乳房内感染リスク(50対50%),および治療失敗リスク(細菌の存在,2回目の治療,臨床乳房炎再発,記録後21日間内の牛群からの脱;81対78%)に統計的重要な相違は見られなかった。要約すれば,臨床的乳房炎の戦略的治療法を導く農場での培養システム使用は,臨床的治癒の日数,細菌学的治癒リスク,新乳腺内感染リスク,および臨床的乳房炎事象後の21日以内の治療失敗リスクの有意な違い無しに,乳房内抗生物質使用を半分に抑えて,搾乳保留時間を1日短くした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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細菌による動物の伝染病  ,  牛 
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