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J-GLOBAL ID:201102234820345640   整理番号:11A1937461

浸出水の水温と水質を用いた埋立地の安定化の判定手法に関する研究

Landfill Stabilization Decision Tools with Leachate Quality and Temperature
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 298-305 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L1596A  ISSN: 1883-5856  CODEN: HSJGCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最終処分場の閉鎖・廃止に関する法規制が1998年6月に定められた。これに伴い,最終処分場の廃止時には,(1)浸出水水質,(2)発生ガス,(3)埋立地内部温度等に定められた規制を満足しなければならない。また,廃止基準は埋立地の「安定化」の判定手法にも大きく影響してくる。埋立地内部で起きている生物反応に伴う発酵や化学反応による発熱等の現象は,浸出水への発酵熱や反応熱の熱伝導に伴う熱の流出や,有機物の生物分解による浸出水の浄化に影響していると考えられる。筆者らは,浸出水の水温や水質を把握することで,埋立地内部で起きている現象を想定できると考え,実埋立地の情報 (浸出水の水温,水質および水量) を用いて,埋立地から流出した熱量や汚濁物量および埋立量との関係から,埋立地の安定化状況を検討し,浸出水の水温と水質を用いた廃止の判定手法を評価した。本報では浸出水の水温と水量を基本に検討した結果,埋立地から流出する熱流出量から,埋立地内部の発熱状態や安定化状況をある程度判断できることが示唆された。また,浸出水への熱流出量は汚濁物流出量の関係や廃棄物埋立量および廃棄物層厚との関係も明らかとなった。このように,浸出水の水温と水質および水量から,埋立地の安定化の判断手法の手掛かりもできたことから,これらの原単位を利用した埋立地の安定化や,廃止基準に対してより簡便な判定手法が確立できるものと考える。(著者抄録)
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