文献

J-GLOBAL ID：201102234848562255   整理番号：11A0404799

高エネルギー型ボールミルで試作した機械特性が調整可能なリグニン/ポリ-ε-カプロラクトン系ブレンド

Lignin/Poly(ε-Caprolactone) Blends with Tuneable Mechanical Properties Prepared by High Energy Ball-Milling

著者 (6件)： PUCCIARIELLO Rachele (Universita della Basilicata, Potenza, ITA) ,  D’AURIA Maurizio (Universita della Basilicata, Potenza, ITA) ,  VILLANI Vincenzo (Universita della Basilicata, Potenza, ITA) ,  GIAMMARINO Gaetano (Universita della Basilicata, Potenza, ITA) ,  GORRASI Giuliana (Universita di Salerno, Fisciano (SA), ITA) ,  SHULGA Galia (Latvia State Inst. Wood Chemistry, Riga, LVA)
資料名： Journal of Polymers and the Environment  (Journal of Polymers and the Environment)
巻： 18  号： 3  ページ： 326-334  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W0433A  ISSN： 1566-2543  CODEN： JPENFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年は再生可能な天然資源で合成した生分解性高分子が注目を集め,理由は使用後に発生する高分子廃棄物の減量化や環境影響の軽減に有用な為である。コストが安い天然資源のリグニンと生分解性高分子のポリカプロラクトンを併用し,環境影響の軽減に有用なグリーン技術の高エネルギー型ボールミルでポリマブレンドを試作した。リグニンは籾殻由来の水蒸気分解(SE)したリグニンとリグノスルホン酸化(SL)したリグニンを利用した。SEやSLリグニンは共にブレンド内の組成が所定の場合に引張強さが向上し,組成を改変すると引張強さが調整可能であった。動的機械-熱分析でブレンドは本質的に相溶性が無く,紫外線照射試験でリグニンはポリカプロラクトンの光安定剤と実証した。

シソーラス用語： *生分解性高分子 ,  *リグニンスルホン酸 ,  *ポリカプロラクトン ,  ポリマブレンド ,  *引張強さ ,  ボールミル ,  メカノ化学 ,  グリーンケミストリー ,  紫外線照射 ,  光安定剤 ,  動的機械分析 ,  水蒸気分解 ,  相溶性 ,  化学合成 ,  廃棄物減量化 ,  高エネルギー成形 ,  環境影響

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  酸化防止剤,安定剤  (YH05040U) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高エネルギー ,  ボールミル ,  試作 ,  機械特性 ,  リグニン ,  ε-カプロラクトン ,  ブレンド