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J-GLOBAL ID：201102234931037529   整理番号：11A0635883

金属ガラス材料のイオンミキシング効果

著者 (3件)： 永田晋二 (東北大 金属材料研) ,  土屋文 (東北大 金属材料研) ,  四竃樹男 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所金属ガラス総合研究センター共同利用研究報告書
巻： 2009  ページ： 131-132  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Zr基金属ガラスあるいはRFマグネトロンスパッタで作製したZr-Ni-Al-Cu非晶質薄膜合金の放射線照射効果の検討を行ってきた。その中で,イオン照射が金属ガラス表面の安定性を向上する技術としてポテンシャルを持つ事を示した。一方,Zr-Ni-Al-Cu非晶質薄膜合金ではイオン照射により,5~20nm直径の結晶相が析出し,硬さやヤング率が大きくなる結果を得ている。本研究では,入射イオンのエネルギー付与と析出との定量的分析と高分解能電子顕微鏡観察による析出相の詳細な分析を試みた。RFマグネトロンスパッタで作製したZr-Ni-Al-Cu非晶質薄膜合金にMg,PおよびBiイオン注入により,微細な結晶相が非晶質相中に析出する。析出相はイオン種によらずfcc-Zr₂Cuのみであった。析出物の体積積分量は,二体衝突に基ずくシミュレーションで計算されるはじき出し量に比例する。

シソーラス用語： *金属ガラス ,  *ジルコニウム合金 ,  マグネトロンスパッタリング ,  RFスパッタリング ,  *イオン照射 ,  金属薄膜 ,  析出物 ,  押込硬さ ,  Young率 ,  ニッケル含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  銅含有合金 ,  イオン注入 ,  金属イオン ,  マグネシウム化合物 ,  鉛化合物 ,  ビスマス化合物 ,  イオンビーム混合

分類 (3件)： 金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N) ,  非晶質金属の構造  (BK04020D) ,  組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス材料 ,  イオン ,  ミキシング