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J-GLOBAL ID：201102234938589110   整理番号：11A1271740

フェロセン-フタロシアニン-フラーレン超分子トリアドの構築,光物理,および電気化学研究

Construction, Photophysical and Electrochemical Studies on Ferrocene-phthalocyanine-fullerene Supramolecular Triads

著者 (4件)： Zhao Haiying (State Key Lab. and Inst. of Elemento-Organic Chemistry, Nankai Univ., Tianjin) ,  Chen Chen (State Key Lab. and Inst. of Elemento-Organic Chemistry, Nankai Univ., Tianjin) ,  Zhu Yizhou (State Key Lab. and Inst. of Elemento-Organic Chemistry, Nankai Univ., Tianjin) ,  Zheng Jianyu (State Key Lab. and Inst. of Elemento-Organic Chemistry, Nankai Univ., Tianjin)
資料名： Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao  (Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao)
巻： 31  号： 5  ページ： 933-937  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2116A  ISSN： 0251-0790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 主に人工光合成システムと分子光電子デバイスの開発の為に,ドナーアクセプタシステムでの光誘起電子移動に関する研究に,最近相当な注意が払われている。いくつかの共有,及び,超分子フタロシアニン-フラーレンシステムが,この目的のために製造されて来たが,トリアドは,ほんの幾つかがこれまで報告されたのみである。本論文では,フェロセン-フタロシアニン-フラーレン超分子トリアドを,フラーロピロリジンと亜鉛フタロシアニン-フェロセンダイアドと,アキシャル配位で構築した。トリアド(K_(assoc)=8.58x104L/moL)の安定性を光学的吸着法によって研究した。定常状態と時間分解蛍光測定は,励起フタロシアニンから,高い電荷分離量子収率(Fcy;(Cs)0.88)を有するトリアド中のフラーレン統一体への効率的光誘起電子移動(k_(Cs)=9s(-1))の発生を示唆した。酸化還元電位を,サイクリックボルタンメトリーによって測定し,駆動力(△G_(cs)=-0.60eV)を発熱であると推算して,それは,電荷分離状態の形成に好都合であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： フェロセン ,  フラーレン ,  超分子 ,  *分子構造 ,  物理学 ,  電気化学 ,  光合成 ,  光触媒反応 ,  電子移動 ,  電荷分離 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *トリアド ,  光物理 ,  人工光合成 ,  光誘起電子移動

分類 (1件)： 化学一般その他  (CA01060X)

物質索引 (1件)： フタロシアニン

タイトルに関連する用語 (9件)： フェロセン ,  フタロシアニン ,  フラーレン ,  超分子 ,  トリアド ,  構築 ,  光物理 ,  電気化学 ,  研究