抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ディスプレイに動きを変えた外部視界映像をパイロットに提示することにより,パイロットの操縦特性,ひいてはパイロット・航空機系全体システムがどのように変化するかを調べ,飛行性改良にどのようにつなげ得るかを調べた。実験は120インチの大型三面スクリーンを備えた固定座席型フライトシミュレータを用い,実際のパイロットの協力を得てピッチ角補償操舵タスク実験を行った。視界情報の加工方法として,縦の二つの振動モードの関係性に着目し,実験を通してパイロットの操縦の仕方,航空機の応答,およびパイロット評価の変化の様子を調査した。その結果,パイロットへの視界情報操作のみによって,航空機の飛行性を改善する可能性があることを確認できた。