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J-GLOBAL ID：201102235038220273   整理番号：11A0104821

長距離RKKY IsingスピンガラスDy_xY_1-xRu₂Si₂における有限磁場下の相転移の存在

Existence of a Phase Transition under Finite Magnetic Field in the Long-Range RKKY Ising Spin Glass Dy_xY_1-xRu₂Si₂

著者 (8件)： TABATA Yoshikazu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUDA Kousuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KANADA Satoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAMAZAKI Teruo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  WAKI Takeshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAMURA Hiroyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SATO Keisuke (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  KINDO Koichi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 12  ページ： 123704.1-123704.4  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ruderman-Kittel-Kasuya-Yoshida(RKKY)相互作用を通してスピンが相互作用する長距離スピンガラス(SG)Dy_xY_1-xRu₂Si₂のモデル化合物の相転移を調べた。静的及び動的スケーリング解析から,モデル磁性体のSG相転移が平均場普遍性クラスに属することを明らかにした。また,零磁場同様に有限磁場中の特性緩和時間は臨界発散挙動を示し,有限磁場中のSG相の安定性を示唆した。このモデル磁性体における磁場中のSG相転移の存在は複製対称性が長距離Ising SGで破れることを強く示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： RKKY相互作用 ,  *スピンガラス ,  Ising模型 ,  *相転移 ,  ケイ化物 ,  イットリウム化合物 ,  ルテニウム化合物 ,  ジスプロシウム化合物 ,  *磁性体 ,  緩和時間 ,  磁場効果 ,  磁石

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 長距離 ,  スピンガラス ,  磁場 ,  相転移