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J-GLOBAL ID：201102235229421171   整理番号：11A0779912

植物ホルモンであるジャスモン酸によるミカンキイロアザミウマの忌避効果

著者 (5件)： 安部洋 (理研 筑波研 バイオリソースセ) ,  小林正智 (理研 筑波研 バイオリソースセ) ,  大西純 (農研機構 野菜茶研) ,  下田武志 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  津田新哉 (農研機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 65  号： 4  ページ： 215-220,199(1)  発行年： 2011年04月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農薬抵抗性を発達させ易い微小害虫による食害と植物の防御応答を分子水準で概説する。シロイヌナズナの食害により植物ホルモン誘導性遺伝子発現が上昇した。食害量はジャスモン酸(JA)感受性喪失coi1-1変異体は大きいが,エチレン感受性喪失変異体では少なかった。サリチル酸はJAと拮抗した。coi1-1は成虫の繁殖,雌成虫による選好が大きかった。ハクサイにおいてJAの防除効果が認められた。

シソーラス用語： *植物ホルモン ,  *ミカンキイロアザミウマ ,  *忌避作用 ,  食害 ,  応答 ,  遺伝子発現 ,  突然変異体 ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： *忌避効果 ,  変異体 ,  防御応答

分類 (2件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  植物ホルモン  (EH02070M)

物質索引 (1件)： ジャスモン酸

引用文献 (11件)：

• 1) ABE, H. et al. (2008 a): Plant Cell Physiol. 49: 68~80.
• 2) −−(2008 b): Plant Signaling & Behay. 3: 446~447.
• 3) −−(2009): BMC Plant Biol. 9: 97.
• 4) ANTONIO, L. R. et al. (2009): Plant Physiol. 149:1797~1809.
• 5) HOWE, G. A. and G. JANDER (2008): Annu. Rev. Plant Biol. 59: 41~66.

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物 ,  ホルモン ,  ジャスモン酸 ,  ミカンキイロアザミウマ ,  忌避効果