抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,世界で高速データ通信を目的とした移動通信のユーザー数が増化している。それに伴い,大量のエネルギーが消費されるという問題が浮彫りになってきた。この問題に対して,我々は,モバイルシステムのアクセスネットワークの消費電力削減を行うダイナミックセル構成制御方法を提案する。提案方式は各セルのトラヒック量に基づき制御を行い,提案方式を用いることで,基地局の呼損率,遅延とエネルギー消耗に関して有効なアクティブセルの数を制御することが可能になる。我々は7つのセルをセルグループと定義し,中心のセルをセルグループの中心基地局とした。夜間等のトラヒック量が少ない時,グループ内の中心基地局だけで運用する形態を考察する。そこで,セルグループの端から,呼び出しを受け入れるために,中心基地局以外の残りの基地局の稼動を順次回転させることでこのようなセル端の端末に対するサービスを継続させる。(著者抄録)