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J-GLOBAL ID:201102235491140418   整理番号:11A0999733

TET1による5-メチルシトシンのヒドロキシ化は成体脳における活性DNA脱メチル化を促進する

Hydroxylation of 5-Methylcytosine by TET1 Promotes Active DNA Demethylation in the Adult Brain
著者 (12件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 423-434  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シトシンメチル化は哺乳類ゲノムDNAの主要な共有結合性修飾であり,転写調節において重要な役割を果たす。エピジェネティックなマークの酵素的除去を基礎とする分子機構は,しかしながらわかりにくいままである。ここでは,5-メチルシトシン(5mC)ヒドロキシラーゼTET1が,5mCsを5-ヒドロキシメチルシトシン(5hmCs)に変換することにより,塩基除去修復経路を必要とする過程を通じた哺乳類細胞におけるDNA脱メチル化を促進することを示した。12種類の既知のヒトDNAグリコシラーゼの発現は哺乳類細胞における5hmCsの除去を個々には強めなかったが,外因的に導入および内因的な5hmCs双方の脱メチル化は,シチジンデアミナーゼのAID(活性化誘導デアミナーゼ)/APOBEC(アポリポ蛋白質B mRNAエディティング酵素複合体)ファミリーにより促進された。さらに,in vivoの成体マウス脳の歯状回において,Tet1およびApobec1は,神経活動誘導性で領域特異的な活性DNA脱メチル化,および引き続く遺伝子発現に関与していた。これらの研究は哺乳類における活性DNA脱メチル化に対するTET1に誘導された酸化-脱アミノ化機構を示唆している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  神経の基礎医学 
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