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J-GLOBAL ID：201102235511006780   整理番号：11A0986741

ドップラーレーダーの鉄道への応用に関する研究

著者 (3件)： 新井健一郎 (JR東日本 研究開発セ 防災研) ,  足立啓二 (JR東日本 研究開発セ 防災研) ,  森島啓行 (JR東日本 研究開発セ 防災研)
資料名： JR EAST Technical Review  (JR EAST Technical Review)
号： 35  ページ： 42-45  発行年： 2011年05月31日 
JST資料番号： L5225A  ISSN： 1347-8419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 局所的な突風に対するドプラー気象レーダーの捕捉性能を鉄道の現地調査と事例解析に基づいて検証し,列車運行判断への適用可能性を評価した。本報告では,山形県庄内平野をフィールドとした突風観測の取組み,小型ドプラー気象レーダーによる突風自動探知アルゴリズムの手法,実際に突風を探知した事例,鉄道運行への応用に向けた開発状況について紹介した。先ず,ドプラーレーダーによる突風探知の原理と突風探知システムの流れとして,ドプラー気象レーダーの特性と突風探知の原理について説明した。次に,2007年7月から2010年3月の間に行われた庄内平野における突風観測を紹介し,上空の渦の探知に基づく突風探知の流れを示した。更に,自動探知した事例について図示するとともに,突風自動探知システムの技術的な課題,例えば探知の見逃し,空振り等について指摘した。

シソーラス用語： *Dopplerレーダ ,  鉄道 ,  *運行管理 ,  突風 ,  捕獲 ,  現地調査 ,  分析 ,  判断 ,  可能性 ,  観測 ,  アルゴリズム ,  検出 ,  特性 ,  原理 ,  平野 ,  渦 ,  問題
準シソーラス用語： 技術的課題 ,  事例解析 ,  自動探知アルゴリズム ,  庄内平野 ,  適用可能性 ,  *鉄道運行 ,  列車運行判断

分類 (2件)： 輸送と業務  (TC01030N) ,  気象学一般  (DC05010D)

引用文献 (2件)：

• 1)航空・鉄道事故調査委員会;鉄道事故調査報告書東日本旅客鉄道株式会社羽越線砂越駅~北余目駅間列車脱線事故、2008.4.
• 2) Suzuki, O., H. Yamauchi, M. Nakazato and K. Akaeda: A new multi-scale meso-vortex/divergence detection algorithm with modified Rankine combined vortex, Preprints, 33" Conf. on Radar Meteorology, 2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： ドップラーレーダー ,  鉄道 ,  応用 ,  研究