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J-GLOBAL ID:201102235695952365   整理番号:11A0123818

1656人の日本人における食習慣とPCDDs,PCDFs及びダイオキシン様PCBsの血中濃度

Dietary patterns and blood levels of PCDDs, PCDFs, and dioxin-like PCBs in 1656 Japanese individuals
著者 (16件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 656-662  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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食習慣とダイオキシンの血中濃度との関連性は,完全には調査されていなかった。本研究の個体群は,日本の30の県の90の異なった地域に住んでいる755人の男性及び901人の女性(15-73歳)で構成された。食習慣は,28の食品,食品群および飲料の消費頻度に関して質問することにより評価された。加えて,29種のポリクロロジベンゾ-p-ジオキシン(PCDDs),ポリクロロジベンゾフラン(PCDFs)及びダイオキシン様のポリクロロビフェニル(DL-PCBs)同族体の血中濃度は,高分解能ガスクロマトグラフィー/質量分析によって定量された。血中の全毒性当量(TEQ)の中央値は,WHO(2005年)の毒性当量因子を基に計算したものであるが,16pgTEQ/g・油脂であった。主成分分析より,5つの食形態:健康的な食事(野菜と果実の大量摂取):肉類/高脂肪の摂取量(肉,肉製品及び卵の大量摂取:海産物及び酒類(魚,貝類及び酒類の大量摂取):その他;乳製品及び酒類摂取(牛乳,乳製品及び酒類の大量摂取)を判別した。性別,年齢,BMI及び喫煙習慣で補正した後,海産物及び酒類パターンのスコアは有意に全TEQ及びPCDDs/PCDFs/DL-PCBsの高い血中濃度と相関し,そして,乳製品及び酒類パターンのスコアは,DL-PCBの高い血中濃度と相関した。詳細な分析より,酒類及びシーフードの摂取頻度は,独立に,正的に,PCDF及びDL-PCBの全TEQ及び個々のTEQと関連していることが判明した。酒類の摂取とPCDDsとの関連性はまた,有意が認められた。食習慣の分析は,高いダイオキシンの身体負荷と共に個々の食物特性を判別することに役立つ可能性がある。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響  ,  食品の汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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