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J-GLOBAL ID:201102235858214324   整理番号:11A1447750

下水処理場におけるバイオマス共同処理の実際 バイオマス共同処理で高まる下水処理場の可能性

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資料名:
巻: 47  号:ページ: 21-23  発行年: 2011年09月15日 
JST資料番号: S0048A  ISSN: 0916-9172  CODEN: SKTAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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下水処理場の周辺には,し尿・浄化槽汚泥,生ごみに加えて,農業集落排水汚泥,河川堤防の刈り草や剪定枝などの草木系バイオマス,稲わらなどの農業廃棄物系バイオマス,間伐材などの林業廃棄物系バイオマスが存在する。下水処理場の消化タンクに受け入れるにはなんらかの前処理が必要なバイオマスもあるが,エネルギー源として受け入れることで,発生した消化ガスをガス発電や燃料電池,自動車燃料,ガス導管注入などさまざまな用途に有効活用することができる。「下水処理場へのバイオマス(生ごみ等)受け入れマニュアル」(2011年3月)のケーススタディによれば,人口15万人の自治体が下水道人口普及率80%でし尿・浄化槽汚泥を受け入れた場合,自治体としての年間削減費用は,2億1千万円に達すると試算されている。下水処理場へ生ごみを受け入れている,あるいは受け入れを計画している自治体として,石川県珠州市,北海道北広島市,富山県黒部市の例を紹介した。
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