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J-GLOBAL ID:201102235955651240   整理番号:11A0171119

GEF-H1の調節は脳転移性のメラノーマ細胞におけるヘパラナーゼによるシグナル伝達により誘導される

Modulation of GEF-H1 Induced Signaling by Heparanase in Brain Metastatic Melanoma Cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 1299-1309  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞外ヘパラナーゼが脳転移性のメラノーマ(BMM)細胞のシグナル伝達を調節すると仮定し,BMM細胞表面のヘパラン硫酸(HS)をヘパラナーゼで消化しその細胞骨格動態や細胞の侵襲性における影響を調べた。その結果,マイクロチューブ結合を伴うRhoA GFEのGEF-H1がBMM細胞におけるシンデカン(SDC)シグナル伝達複合体の構成物として同定され,GEF-H1,SDC1又はSDC4のノックダウンはBMM細胞の侵襲性を減少させた。また,GEF-H1はヘパラナーゼ処理と協同してRac1とRhoAの低分子GTPアーゼ活性を調節した。さらに,活性および潜在型のヘパラナーゼはRac1及びRhoAの活性化に影響し,GEF-H1の発現と細胞内局在を媒介することが示された。最後に,外因性のヘパラナーゼを用いた処理はBMM細胞侵襲を減少させ,これらの結果から,BMM増殖においてヘパラナーゼのシグナル伝達経路が関与することが明らかになり,外因性ヘパラナーゼに対する反応におけるヘパラン硫酸鎖のプロテオグリカンシグナル伝達を制御する分子メカニズムについての見識を得ることができた。
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般 

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