抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気学会G空間高度化協同研究委員会では,1)照明タグ,2)IMES(Indoor Messaging System),2)RFID(Radio Frequency Identification)タグ,4)準天頂衛星複合受信機,5)赤外線カメラ,6)レーザースキャナー,7)高感度GPS(Global Positioning System),8)全方位カメラ,9)加速度センサなどを用いたシームレス測位実験を行った。本論文では,システム間干渉に関する実験について述べた。まず,赤外線ID発信器である1)と,赤外線を照射して面的なTOF(Time of Flight)計測によって距離データを取得する5)を並行して用いたところ,USB(Universal Serial Bus)受信機の視野±40度以内で1)に向いてTOFカメラが稼働しているとIDが受信できなかった。次に,2)の送信信号と7)のL1帯の中心周波数が同じことからそれらの電波干渉を調べた結果,3m以下の距離では測位用衛星数が減少することがわかった。また,本実験では天井にIMES-B送信機と一体型送信アンテナ,床面にパッシングRFIDタグと1)を設置し,6),8),9),GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を同時に稼働させたがその他の干渉は認められなかった。