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J-GLOBAL ID:201102236005714200   整理番号:11A0130056

アルカリ処理カートリッジを用いた3-エテニルピリジン及びニコチン測定法と測定例

著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 173-179  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: L4020B  ISSN: 1882-0395  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アルカリ処理カートリッジを用いた空気中3-エテニルピリジン(3-EP)及びニコチン測定法を検討した。確立した方法で12時間の空気採取を行った結果,3-EP及びニコチンの回収率は80%以上と良好であった。また,空気72L採取時の定量下限値は3-EPが0.08μg/m3,ニコチンが0.10μg/m3であった。喫煙室における測定では,3-EP濃度は0.85~5.4μg/m3,ニコチン濃度は6.0~34.1μg/m3で,3-EP/ニコチン比は0.14±0.03であった。3-EPとニコチンの濃度には高い相関が認められた(r=0.940)。次に3-EP及びニコチンの経時変化を調査するため,副流煙をテドラーバッグに採取し,4時間後まで調査した。バッグ内の空気を測定した結果,3-EP/ニコチン比は,採取直後で0.13,4時間後で1.02と,時間の経過とともに急増した。空気測定と同時に3-EP及びニコチンのテドラーバッグフィルムへの吸着量を調べた。空気中存在量とフィルムへの吸着量の合計値について,採取直後と4時間後を比べると,3-EPは2倍に増加したが,ニコチンはほとんど変化がなかった。一方,フィルムへの吸着は3-EPよりもニコチンの方が顕著で,合計値に占める4時間後の吸着量の割合は3-EPが74%,ニコチンが98%であった。したがって,時間経過に伴うテドラーバッグ内空気の3-EP/ニコチン比の増加は,主として吸着による空気中ニコチンの濃度減少に起因するものと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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大気質調査測定一般  ,  その他の汚染原因物質 
引用文献 (13件):
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タイトルに関連する用語
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