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J-GLOBAL ID：201102236010383726   整理番号：11A0139310

情報システム開発の標準化における一考察

著者 (1件)： 大宮望 (コニカミノルタ情報システム)
資料名： 経営情報学会誌  (Journal of the Japan Society for Management Information)
巻： 19  号： 3  ページ： 283-286  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： L4480A  ISSN： 0918-7324  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報システムの開発において,生産性および品質向上を目的に技術面のさまざまな分野で標準化への取り組みが行なわれているが,その定着は困難な状況にある。そこで,本稿では,情報システム開発現場への標準化の適用事例として,1)設計書の標準化,2)プログラミング工程の標準化,を取り上げ,標準化の利用者にインタビュー調査を行い,標準化が定着しなかった理由について考察した。その結果に基づいて,標準化を行なう場合の,組織化と評価の重要性の再確認と技術の進歩による標準化の陳腐化について指摘し,情報システム開発における標準化の定着のための提言を行なった。

シソーラス用語： *情報システム ,  *計算機システム開発 ,  生産性向上 ,  *標準化 ,  ソフトウェアプロセス ,  ソフトウェア設計 ,  システム設計 ,  計算機プログラミング ,  面接調査
準シソーラス用語： インタビュー調査 ,  設計書 ,  品質向上 ,  ソフトウェア品質

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  技術の標準化・規格  (JA01060E)

引用文献 (8件)：

• 青山幹雄, 中谷多哉子『ソフトウエアは開発の必須技術オブジェクト指向に強くなる』, 技術評論社, 2003年, p. 160, p. 163.
• 岩田昭男『図解ソフトウェア業界ハンドブック』, 東洋経済新報社, 2004年, p. 34, p. 48.
• 緒方健二『おはなし社内標準化』, 日本規格協会, 1990年.
• 久野 茂, 藤野喜一「ソフトウェアプロジェクトの形式化について」, IPSJ SIG Notes 96(71), 1996年, p. 47.
• 城後 匠「企業におけるコンポーネント型開発の実践と課題」, 第42回IBMユーザー・シンポジウム論文, 2004年.

タイトルに関連する用語 (2件)： 情報システム開発 ,  標準化