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J-GLOBAL ID:201102236112287039   整理番号:11A1040398

炭酸系観測データから推定した北太平洋亜熱帯域における酸性化の状況

Ocean acidification in the subtropical North Pacific estimated from accumulated carbonate data
著者 (10件):
資料名:
巻: 62  ページ: 47-56 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0962A  ISSN: 0031-126X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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人為起源CO2の吸収・蓄積に伴い、海洋表層の全炭酸濃度が長期的に増加し、酸性化を引き起こす。海洋の酸性化が今後さらに進行した場合、海洋生態系に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。北太平洋亜熱帯域においてこれまでに取得・蓄積されてきた海水中CO2分圧等の炭酸系観測データを使用して、pHの高精度観測が行われていない期間における東西各海域のpH時系列を推定した。北太平洋亜熱帯の各海域で見積られたpHは、いずれも長期的に有意な低下傾向(年平均変化率-0.001~-0.002yr-1)を示した。水温変化の寄与を除いたpHの低下速度は、亜熱帯東部で大きい。亜熱帯東部では、亜寒帯系の高全炭酸水が流入して酸性化を加速させている可能性が見出された。また、pHの低下は、40年前に比べて近年加速しており、今後のCO2の排出シナリオに応じてさらに速くなると推定された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋物理学一般 
引用文献 (34件):
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