抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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わが国において,都市鉱山と呼ばれる使用済み製品の有効活用は喫緊の課題である。そのためには都市鉱山に含まれる種々の素材の「量」だけでなく「質」の評価も重要である。本稿では簡易代理指標として期待されている関与物質総量(Total Material Requirement, TMR)について,その概念や指標としての位置づけを紹介するとともに,筆者が都市鉱石TMRとして拡張し,都市鉱山に含まれる元素・素材の「質」を評価する方法について紹介を行った。またノートPCについていくつかの推算結果を示すことでTMRの観点から見たリサイクル性について示した。そして,都市鉱石TMRという評価方法を用いることで,これまで見逃されがちであったりサイクルされない部分,すなわち「都市鉱石ズリ」の影響を評価できることを明らかにした。(著者抄録)