抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業は,単に利益のみを追求すればよいという訳ではなく,その活動が社会に対して与える影響についても責任を負うべきであるとする,いわゆる「企業の社会的責任」論が再び脚光を浴びている。本稿では,まず,「EUの提唱する「企業の社会的責任」論の内容の検討」に該当する部分,特に「企業の社会的責任」論が成立するまでの過程を説明し,次いで,EUが提唱する「企業の社会的責任」論に関し,リスボン戦略,企業の社会的責任に関するグリーンペーパー,CRSマルチステークホルダフォーラム,欧州委員会のコミュニケーション文書(COM(2002)347,COM(2006)136 final)の概要について述べた。これらに基き,EUの提唱する「企業の社会的責任」論が包含する問題点を検討した。