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J-GLOBAL ID：201102236462765880   整理番号：11A0766480

薄層改質アスファルト混合物の配合設計と性能確認

著者 (3件)： 三田村文寛 (福井県雪対策・建設技研) ,  小宮正俊 (日本道路) ,  青木健郎 (日本道路)
資料名： 福井県雪対策・建設技術研究所年報地域技術
号： 23  ページ： 47-59  発行年： 2011年03月08日 
JST資料番号： L6426A  ISSN： 1342-3746  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アスファルト舗装の補修費の縮減を目的として,一般的なアスファルト混合物の半分の厚さで同等以上の構造的な機能回復が図れる薄層改質アスファルト混合物の研究・開発を行った。7号砕石の4.75mm以上5.0mm以下の骨材を最大粒径として,Fullerの最大密度粒度曲線を中心に骨材の2.36mmふるい目通過量を10%程度変化させて4通りの骨材配合を定めた。各骨材配合において,マーシャル安定度試験による配合試験で最適アスファルト量を定めた。アスファルト改質剤は架橋ポリエチレン廃材を熱分解して得られる再生パラフィンを用いた。4通りのストレートアスファルト混合物の配合と再生パラフィンの添加量を変えて,曲げ試験やホィールトラッキング試験等により薄層改質アスファルト混合物の配合を選定するとともに配合設計方法を提案し,曲げ疲労試験を行った。その結果,薄層改質アスファルト混合物は20-25mmの厚さで40-50mmの密粒度アスファルト混合物と同等以上の疲労破壊抵抗性能と塑性変形抵抗性能を発現すること及び提案した配合設計方法が適用することを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アスファルト舗装 ,  建設材料 ,  骨材 ,  曲げ試験 ,  疲れ強さ ,  原価低減 ,  ホイールトラッキング試験 ,  塑性変形能力 ,  *補修材料 ,  鋳造改良剤 ,  機械的性質 ,  強度 ,  減少 ,  変化
準シソーラス用語： パラフィン ,  改質剤 ,  *薄層アスファルト舗装

分類 (2件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R) ,  道路の維持修繕  (RC08050E)

引用文献 (8件)：

• 1) 三田村文寛,五十嵐豊,米村豊志,荒井克彦、田上秀一:再生パラフィンを添加したアスファルト混合物の配合設計,土木学会舗装工学論文 集, 第14巻pp.87-94,2009.
• 2) 舗装施工便覧(平成18年2月(社)日本道路協会)PP.100-104
• 3) 舗装技術の質疑応答第3巻:建設図書,pp.112,1977
• 4) 舗装調査・試験法便覧[第3分冊](平成19年6月(社)日本道路協会)pp.69-74, pp.166-175
• 5) 舗装の構造に関する技術基準・同解説(平成13 年7月(社)日本道路協会)pp.8-9

タイトルに関連する用語 (4件)： 薄層 ,  改質アスファルト ,  混合物 ,  配合設計