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J-GLOBAL ID:201102236493089653   整理番号:11A0964169

鱗中トリブチルスズによる骨芽細胞活性阻害を防ぐトリブチルスズ結合蛋白質タイプ1リポカリン

Tributyltin-binding protein type 1, a lipocalin, prevents inhibition of osteoblastic activity by tributyltin in fish scales
著者 (13件):
資料名:
巻: 103  号: 1-2  ページ: 79-84  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トリブチルスズ結合蛋白質タイプ1(TBT-bp1)は小さな疎水性分子に結合する蛋白質リポカリン族メンバである。本研究では,バキュロウイルス発現系において組換えTBT-bp1(rTBT-bp1,約35kDa)を発現させたが,この蛋白質を組換えバキュロウイルスを注入した幼生カイコの血リンパから精製した。ゲル浸透クロマトグラフィーを利用し,rTBT-bp1とTBT混合物の培養,分別後,rTBT-bp1溶出ピークでTBTが検出され,TBTへのrTBT-bp1の結合ポテンシャルを確めた。TBTが阻害する骨芽細胞活性を回復するrTBT-bp1や元のTBT-bp1(nTBT-bp1)の能力アッセイでは,TBTと結合したrTBT-bp1やnTBT-bp1による鱗の共処理は,キンギョ鱗の骨芽細胞活性を回復させる一方,TBT単独処理は著しく骨芽細胞活性を阻害した。これらの結果では,リポカリンメンバとしてのTBT-bp1はTBTと結合することで,TBT毒性を減らすように機能することを示唆した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞生理一般 
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