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J-GLOBAL ID：201102236830440309   整理番号：11A1881986

集光型誘電体レンズアンテナのスポット径に関する検討

A Study on Spot Diameter of Condensing Dielectric Lens Antenna

著者 (5件)： 酒井拓真 (青山学院大 理工) ,  安住壮紀 (青山学院大 理工) ,  高野茂倫 (青山学院大 理工) ,  須賀良介 (青山学院大 理工) ,  橋本修 (青山学院大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 224(EST2011 64-82)  ページ： 45-50  発行年： 2011年09月29日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,幾何光学に基づいて設計した集光型誘電体レンズアンテナのスポット径の評価を行うため,電磁界解析および幾何光学による位相特性および電界強度の差異を検討した。その結果,レンズ透過後の最大位相差はE面で約30°,H面ではレンズのエッジにおいて表面の反射が大きくなることで40°以上であった。そこで,レンズ表面に整合層を設けた結果,最大位相差はE面,H面共に20°程度改善された。次に,焦点位置およびスポット径の評価を整合層の有無に対して行った。レンズ透過後の焦点位置は整合層の有無に関わらず幾何光学で決定される位置の手前となり,スポット径は5%程度の差異であることがわかった。また,それらの周波数特性はリップルと共に連続的に変化する傾向を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *レンズアンテナ ,  誘電体アンテナ ,  誘電体レンズ ,  *幾何光学法 ,  *電磁場解析 ,  位相特性 ,  ホーンアンテナ
準シソーラス用語： *スポット径

分類 (1件)： アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (11件)：

• 橋本修. 高周波領域における材料定数法. 2003, 154-166
• 鈴木洋介. ミリ波帯における電波吸収体の測定法に関する一検討(その3). 信学技報. 2004, EMCJ2004-33, 49-54
• 戸高嘉彦. ミリ波帯における電波吸収体の測定法に関する一検討(その2). 信学技報. 2004, EMCJ2004-32, 41-48
• 山本隆之. レンズアンテナ法による材料定数測定の理論誤差. 信学総大, Mar. 2005. 2005, 436
• 西方敦博. 電波吸収体の反射量測定における集束ビーム測定と平面波測定の違いの理論的検討. 信学技報. 2005, EMCJ2005-11, 7-12

タイトルに関連する用語 (4件)： 集光 ,  誘電体レンズ ,  アンテナ ,  スポット径