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J-GLOBAL ID：201102236946248308   整理番号：11A0514221

ポリエーテルスルフォン膜 特性に及ぼすスルホン化の影響

Polyethersulfone Membranes: The Effect of Sulfonation on the Properties

著者 (4件)： UNNIKRISHNAN Lakshmi (Central Inst. Plastics Engineering & Technol., Bhubnaeswar, IND) ,  NAYAK Sanjay Kumar (Central Inst. Plastics Engineering & Technol., Bhubnaeswar, IND) ,  MOHANTY Smita (Central Inst. Plastics Engineering & Technol., Bhubnaeswar, IND) ,  SARKHEL Gautam (Birla Inst. Technol., Ranchi)
資料名： Polymer-Plastics Technology and Engineering  (Polymer-Plastics Technology and Engineering)
巻： 49  号： 13/15  ページ： 1419-1427  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： B0866A  ISSN： 0360-2559  CODEN： PPTEC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体高分子形燃料電池用途のために,ポリエーテルスルフォン(PES)のプロトン伝導性を改善するためにスルホン化による改質を検討した。スルホン化剤としてクロロスルホン酸を使用し,PES分子のスルホン化度(DS)を1H-NMRで定量し,スルホン化PES(SPES)膜のイオン交換容量を滴定で決定した。反応時間と共に,DSとイオン交換容量が増加した。DSの増加に伴いSPES膜の吸水量が増えた。SPES膜のスルホン化に伴う導電性の変化をインピーダンス分光法で調べた結果,DS34%のSPES膜が市販のNafion膜に匹敵する最高のプロトン伝導性を有していた。AFMとSEMによるモルフォロジー解析の結果,プロトン伝導のための連続した親水性チャネルが存在し,DSの増加と共に連続化することが判明した。SPESと比べて,元のPESの方が熱的に安定だった。DS34%のSPESは,市販のNafion膜の代替として使用可能であると結論した。

シソーラス用語： *モルフォロジー ,  *プロトン伝導 ,  *スルホン化 ,  高分子膜 ,  固体高分子形燃料電池 ,  *ポリエーテルスルホン ,  FTIR分光法 ,  陽子磁気共鳴 ,  イオン交換容量 ,  滴定 ,  原子間力顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  イオンチャンネル ,  熱安定性 ,  熱重量分析 ,  反応時間 ,  経時変化 ,  スペクトロスコピー ,  電気化学インピーダンス ,  電流電圧特性 ,  エネルギー密度 ,  吸水率
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  インピーダンス分光法 ,  パワー密度 ,  高分子電解質膜

分類 (3件)： ポリエーテル  (YH07050T) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： クロロスルホン酸

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリエーテルスルフォン膜 ,  スルホン化