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J-GLOBAL ID:201102237307138220   整理番号:11A0398982

4度及び超えて: 4度の地球温度上昇の可能性とその含意

Four degrees and beyond: the potential for a global temperature increase of four degrees and its implications
著者 (5件):
資料名:
巻: 369  号: 1934  ページ: 6-19  発行年: 2011年01月13日 
JST資料番号: D0317A  ISSN: 1364-503X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,本誌特集「4度及び超えて: 4度の地球温度上昇の可能性とその含意」に先駆け本題の経緯とその展望について主として次に示す項目にしたがって紹介した。1)温室効果ガスによる地球温暖化/気候変動に関する1992年UN Framework Convention on Climate Change(UNFCCC)を始めとする国際会議の動向(気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の気候変動の影響の不確実性認知,2009年UNFCCC会議の21世紀末まで目標地球温度上昇<2°Cシナリオ設定,など)。2)2°Cの実現可能性(発展途上国の排出量削減がその鍵であり,国際的協調の不一致が最大の障害。炭素循環と気候系の累積炭素予算の重要性指摘(例;2及び3兆トンの炭素(2及び3TtC)はピーク温度3°C及び4°Cに相当)。3)政策失敗の含意(2°Cまでの温度上昇全予測モデルのシミュレーションは2045~2060年に到達を示した)。4)4°C世界は何のように見えるだろうか(+2°C世界(地球平均より1°C超大きい)の3°Cの局所的変化は+4°C世界(地球平均より3.5°C超)の7.5°Cになる。+4°C温暖化は雪氷融解促進,局所的気候変動などにより0.5~2mの海面上昇(SLR)をもたらすとの予測。陸上/水圏生態系と温室効果ガス変化の悪循環)。5)衝撃と適応(0.5と2mSLRによる衝撃(損失面積,移動人口)と保護経費)。6)気候変動に関するUN枠組み協定以外の削減選択(非-国家-州参加者(NNSAs-地域,市と地方政府,NPGなどの役割と可能性)。7)地球工学:銀の弾丸(特効薬)?(2009年のRoyal Societyの報告-地球工学は大きい不確実性があり,衝撃と適応を減らす正当な理由を提供しない)。8)4°C世界の研究課題。
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分類 (3件):
分類
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環境問題  ,  気候学,気候変動  ,  気圏環境汚染 
タイトルに関連する用語 (4件):
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