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J-GLOBAL ID：201102237511651735   整理番号：11A0300746

高圧箱型鋼製送電塔の状態評価

Condition assessment of high voltage box steel transmission poles

著者 (3件)： ZHOU S. (AECOM) ,  MCMAHON B. (Powerlink Queensland) ,  BATTAINI M.
資料名： Materials Australia  (Materials Australia)
巻： 43  号： 4  ページ： 41-47  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： T0498A  ISSN： 1037-7107  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 豪州ブリスベーン地域で30年間にわたり使用されてきた二本の高圧送電線を支える鋼製送電塔(引張用と懸垂用/計54本)について,腐食状況を調査し,構造物の現在の状態ならびに防食システムについて評価した。送電塔はコンクリート製ソケット基礎に埋設された1本の先細り形状をした角形鋼管本体と電線を支える3本のクロスアームから構成されている。本体の内側は特に表面処理を施していないが,外側は亜鉛溶射(コンクリート製ソケット基礎に埋め込まれる柱の外側はさらにタールエポキシを塗装)を,またクロスアームは溶融亜鉛めっきを施している。評価は地上,基礎近傍および地中の各部位について目視,皮膜厚さ測定,内視鏡検査等で行っている。基礎近傍位置のタールエポキシ塗装+亜鉛溶射を施した部位で剥離と鋼材の腐食が認められ,柱/ソケット界面の設計改善を指摘している。その他部位については多少の腐食生成物が見られるものの亜鉛溶射および溶融亜鉛めっきは十分な耐食性を維持していることを述べている。

シソーラス用語： オーストラリア連邦 ,  *送電塔 ,  *鋼管構造 ,  *角形鋼管 ,  *溶射層 ,  亜鉛 ,  *エポキシ樹脂塗料 ,  *溶融めっき ,  亜鉛めっき ,  地中埋設物 ,  大気腐食 ,  土壌腐食 ,  耐食性 ,  膜厚 ,  外観検査 ,  *現地調査

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  電力線路要素・工事  (NB05020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高圧 ,  型鋼 ,  送電塔 ,  状態評価