文献

J-GLOBAL ID：201102237580842895   整理番号：11A0142378

平均化統一解法によるEuler型固体流体連成解析手法

Eulerian Mixture Formulation for Solid-Fluid Interaction Dynamics

著者 (4件)： 岡澤重信 (広島大 大学院工学研究科) ,  中尾賢司 (広島大 大学院工学研究科) ,  西口浩司 (広島大 大学院工学研究科) ,  田中智行 (広島大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 772  ページ： 1533-1540  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文の目的は,固体流体達成問題のためのEuler型表記での解析手法を提案することである。ここで扱う固体は大変形を有する柔軟なものを対象とするために超弾性材料そして流体に関してはNewton流体を採用し,固体と流体とも非圧縮性を仮定する。解析メッシュを固定するEuler型解法においては同一メッシュ内に固体と流体の両方が混在することになるが,本研究では固体と流体のメッシュ内を占める体積率を用いて重み付き平均化を行う。本手法は,有限要素法を基礎としているが部分的に有限差分法も用いて,並列計算による大規模解析も可能な手法である。解析例としてキャビティー流れ中の大変形固体や超弾性体の形状復元性の2つの固体流体連成問題を取り上げ,本手法の妥当性を検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *相互作用 ,  連成振動 ,  大変形 ,  Newton流体 ,  超弾性 ,  *数値解析 ,  平均法 ,  有限要素法 ,  差分法 ,  構成方程式 ,  *流体-構造相互作用
準シソーラス用語： *連成解析

分類 (3件)： 数値解析,近似法  (AB04000F) ,  流体動力学一般  (BC02010G) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (13件)：

• LIU, G. R. Smoothed Particle Hydrodynamics : A Meshfree Particle Method. 2003
• KOSHIZUKA, S. Particle Method. 2005
• DREW, D. A. Theory of Multicomponent Fluids. 1998
• KAJISHIMA, T. Numerical Simulation of Turbulent Flows. 1999
• HISADA, T. Foundations of Tensor Analysis for Nonlinear Finite Element Method. 1992

タイトルに関連する用語 (6件)： 平均 ,  解法 ,  Euler ,  固体流 ,  連成解析 ,  手法