抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農林水産省は食の安全および環境保全をめざしてGAP(農業生産工程管理)を推進しており,JGAPの認証数は2011年7月には189(農場数1583)なり,GAPの導入は徐々に進んでいる。しかし,愛媛県でのGAPの導入は2産地に留まり,他の産地への普及が進んでいない。そのため,愛媛県内の生産者などを対象にGAPに関する聞き取り調査,県内の農政局および農林水産研究所を対象にアンケート調査を2009および2010年に行った。GAPに対する認知度は2010年にはやや増加したが,依然として,GAPの知識がない,導入のメリットが不明という回答が多かった。生産履歴の記帳に取り組んでいる生産者は多いが,GAPを導入・推進するためには情報システムを有効に活用することが必要である。さらに,地域の実情をあわせた運用体制の整備が求められている。