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J-GLOBAL ID：201102238210641170   整理番号：11A1782442

新しいイミダゾピリドピリミジン:DAAD:ADDA水素結合パターンからなるナフチリジン塩基対モチーフ,ImN^N:NaO^O,はDNA二重螺旋を安定させる

New imidazopyridopyrimidine:naphthyridine base-pairing motif, ImN^N:NaO^O, consisting of a DAAD:ADDA hydrogen bonding pattern, markedly stabilize DNA duplexes

著者 (6件)： KURAMOTO Kazuyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TARASHIMA Noriko (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  HIRAMA Yasuyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KIKUCHI Yusaku (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  MINAKAWA Noriaki (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  MATSUDA Akira (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 47  号： 38  ページ： 10818-10820  発行年： 2011年10月14日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素結合(H-結合)は最も重要な非結合的分子の相互作用である。H結合を通しての機能的な有機超分子のバイオロジーやデザインにおいて分子認識プロセスを理解することは重要である。水素結合は,電気陰性度が大きな原子に共有結合で結びついた水素原子が,近傍に位置した窒素,酸素,硫黄,フッ素,π電子系などの孤立電子対をつくる非共有結合性の引力的相互作用であり,水素結合には,異なる分子の間に働くもの(分子間力)と単一の分子の異なる部位の間(分子内)に働くものがある。新しいイミダゾピリドピリミジン:DAAD:ADDA水素結合パターンからなるナフチリジン塩基対モチーフ,ImN^N:NaO^Oをデザインした。検討される塩基対の中で,DAAD:ADDA(D=ドナー,A=アクセプター)水素結合パターンからなるImN^N:NaO^O対を含むDNA二重螺旋は熱的に,また,熱力学的に著しく安定していることが分かった。

シソーラス用語： *水素結合 ,  *窒素複素環化合物 ,  *DNA【核酸】 ,  *二重螺旋 ,  分子認識 ,  共有結合 ,  孤立電子対 ,  化学結合 ,  塩基対 ,  熱力学的安定度 ,  *ナフチリジン類 ,  非共有結合

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： Adda ,  水素結合 ,  塩基対 ,  モチーフ ,  DNA ,  二重螺旋