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J-GLOBAL ID：201102238250252230   整理番号：10A1755793

緑茶カテキン類の抗肥満作用:機序的総説

Antiobesity effects of green tea catechins: a mechanistic review

著者 (3件)： RAINS Tia M. ,  AGARWAL Sanjiv ,  MAKI Kevin C.
資料名： Journal of Nutritional Biochemistry  (Journal of Nutritional Biochemistry)
巻： 22  号： 1  ページ： 1-7  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： E0597B  ISSN： 0955-2863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緑茶カテキン類(GTC)は植物,Camellia sinensisの未発酵の乾燥葉中に存在するポリフェノール化合物である。多くのランダム化比較介入試験による結果はGTCの摂取(270mg~1200mg/日)により体重及び脂肪が減少する可能性があることを示唆した。GCTが体重及び組成に影響する可能性のある種々の機序が提唱されている。優勢な仮説はGTCが交感神経系(SNS)活性に影響してエネルギー消費を増加し脂肪の酸化を促進するというものである。緑茶中に天然に存在するカフェインもまたSNS活性に影響し,GTCと相乗作用的にはたらいてエネルギー消費及び脂肪酸化を増加する。ほかの機序の可能性としては食欲の変化,肝臓での脂質酸化に関連した酵素のアップレギュレーション及び栄養素吸収の低下を含む。ここではこれらの提唱された機序のうち特にヒトにおける研究に焦点をあてて総説した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フラボノイド ,  *多価フェノール ,  *薬理作用 ,  チャ ,  作用機序 ,  食餌効果 ,  ランダム化比較試験 ,  交感神経系 ,  *緑茶 ,  相乗作用 ,  脂質代謝 ,  ヒト ,  文献展望 ,  体重減少 ,  代謝エネルギー ,  食品成分 ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  *抗肥満作用 ,  *茶カテキン ,  中枢興奮薬
準シソーラス用語： Camellia sinensis ,  介入試験 ,  *緑茶カテキン類

分類 (3件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  糖質代謝作用薬の臨床への応用  (GW13030B)

物質索引 (1件)： カフェイン

タイトルに関連する用語 (3件)： 緑茶カテキン類 ,  抗肥満作用 ,  総説