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J-GLOBAL ID：201102238348366595   整理番号：11A0841084

エタノール生産に対しリグノセルロース加水分解物における阻害を克服するバイオテクノロジー法:概説

Biotechnological strategies to overcome inhibitors in lignocellulose hydrolysates for ethanol production: review

著者 (2件)： PARAWIRA W. (Kigali Inst. Sci. and Technol. (KIST), Kigali, RWA) ,  TEKERE M. (Univ. South Africa, Florida, ZAF)
資料名： Critical Reviews in Biotechnology  (Critical Reviews in Biotechnology)
巻： 31  号： 1  ページ： 20-31  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： C0939C  ISSN： 0738-8551  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース性バイオエタノールの工業的生産の直面する課題はバイオマスの熱化学的前処理中に生成する阻害物質である。前処理中酸及び蒸解により生成する弱酸,フラン及びフェノール性化合物の様なこれら阻害成分は発酵性微生物に毒性を示しエタノール発酵の収率と生産性を低下させる。本文で,生物学的無害化(発酵前の阻害物の除去)の適用及び又は影響,又は加水分解物の発酵性に及ぼす発酵酵母の生物還元能力について述べた。リグノセルロース加水分解物中の阻害物質による酵母発酵の阻害はリグニン分解酵素処理で削減でき,酵素的無害化は物理化学的方法と比べ温和で特異的作用である。他の方法として遺伝子操作によるSaccharomyces cerevisiaeの阻害酵素産生能の改善であると述べた。

シソーラス用語： *エタノール発酵 ,  リグノセルロース ,  分解物 ,  阻害 ,  バイオテクノロジー ,  酵素阻害 ,  バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  前処理 ,  フェノール類 ,  毒性 ,  無害化 ,  発酵性 ,  リグニンペルオキシダーゼ ,  *遺伝子操作 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  酸素複素環化合物 ,  エタノール生産 ,  *バイオエタノール ,  加水分解物 ,  リグニナーゼ ,  ペルオキシダーゼ ,  *微生物 ,  *酵母 ,  *子嚢菌類酵母
準シソーラス用語： リグニン分解酵素 ,  阻害物質

分類 (4件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (1件)： フラン

タイトルに関連する用語 (5件)： エタノール生産 ,  リグノセルロース ,  加水分解物 ,  阻害 ,  バイオテクノロジー